これが、イタリア人のやり方かー!!という感じです。
1ヶ月前の公演からロクな稽古もせず、ゲネプロすらないのに、本番でとんでもない力を発揮する職人たちですよ。
驚くばかりです。
特にオオサカ役のサミュエルさん。
リヴォルノの公演では、ほぼ稽古では歌わせて貰ってなかったにもかかわらず、今日の公演では拍手が最も多く、本当に素晴らしいテノールさんでした!
オケも合唱も舞台の裏方さんも、皆さんなれてますねー。これが伝統かと、まざまざと感じさせらた公演でした。
とは言え、僕自身も1か月空きの本番でしたが、キョウトは少し体に入った気がします。本番回数をさせてもらう事はとても大きな財産になります。イタリア人の仲間入りとまではいきませんが、大いに勉強材料にはなったピサの公演でした。
次は2月11日、最後のルッカでの公演になります。
自分の中での集大成となるものを見せられればいいなと、思います。
すぐに日本に帰って、フォーゲルザングニューイヤーコンサートに出演します。
宜しければ応援にいらして下さい。
では、本日はここまで。
これぞイタリアの伝統的なテアトロ!
イタリアでも有数の美しい劇場だそうです。